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御気性
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ごきしょう
ふりがな文庫
“
御気性
(
ごきしょう
)” の例文
旧字:
御氣性
その
御同情
(
ごどうじょう
)
の
深
(
ふか
)
いこと、
又
(
また
)
その
御気性
(
ごきしょう
)
の
素直
(
すなお
)
なことは、どこの
世界
(
せかい
)
を
捜
(
さが
)
しても、あれ
以上
(
いじょう
)
の
御方
(
おかた
)
が
又
(
また
)
とあろうとは
思
(
おも
)
われませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そのお館の御精神が、どこにあるか、日ごろからどんな
御気性
(
ごきしょう
)
か、それくらいなことも
弁
(
わきま
)
えずに、おぬしらは、よう御奉公が成るな。命をさしあげられるな。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「殿様の
御気性
(
ごきしょう
)
を御存じでしょう——。」
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
命
(
みこと
)
は
日頃
(
ひごろ
)
の、あの
雄々
(
おお
)
しい
御気性
(
ごきしょう
)
とて「
何
(
な
)
んの
愚
(
おろ
)
かなこと!」とただ一
言
(
ごん
)
に
打
(
う
)
ち
消
(
け
)
して
了
(
しま
)
われましたが、ただいかにしても
打
(
う
)
ち
消
(
け
)
し
得
(
え
)
ないのは
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
申
(
もう
)
すもかしこけれど、お
婿様
(
むこさま
)
は百
代
(
だい
)
に
一人
(
ひとり
)
と
言
(
い
)
われる、すぐれた
御器量
(
ごきりょう
)
の
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
、
又
(
また
)
お
妃
(
きさき
)
は、しとやかなお
姿
(
すがた
)
の
中
(
うち
)
に
凛々
(
りり
)
しい
御気性
(
ごきしょう
)
をつつまれた
絶世
(
ぜっせい
)
の
佳人
(
かじん
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“御気”で始まる語句
御気色
御気
御気慊
御気丈
御気嫌
御気扱
御気振
御気散
御気焔
御気込