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引越
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ひっこし
ふりがな文庫
“
引越
(
ひっこし
)” の例文
『
何
(
ど
)
うじゃ、
立派
(
りっぱ
)
なお
宮
(
みや
)
であろうが……。これでそなたの
身
(
み
)
も
漸
(
ようや
)
く
固
(
かたま
)
った
訳
(
わけ
)
じゃ。これからは
引越
(
ひっこし
)
騒
(
さわ
)
ぎもないことになる……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
けれども折角新しい生涯に入ったのに、運が悪いらしく、一、二度
引越
(
ひっこし
)
もしましたが、その度に粗末な家になって行きます。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
東京から
引越
(
ひっこし
)
当座
(
とうざ
)
の彼等が
態
(
ざま
)
は、
笑止
(
しょうし
)
なものであった。昨今の知り合いの石山さんを
除
(
のぞ
)
く外
知人
(
しりびと
)
とては
素
(
もと
)
よりなく、何が何処にあるやら、
何
(
ど
)
れを
如何
(
どう
)
するものやら、
何角
(
なにか
)
の様子は一切
分
(
わ
)
からず。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そう、今日お
引越
(
ひっこし
)
なすったの、何でしょう、
兵児帯
(
へこおび
)
をして、
前垂
(
まえだれ
)
を懸けた、
肥
(
ふと
)
った旦那と、襟のかかった
素袷
(
すあわせ
)
で、器量の
可
(
い
)
いかみさんとが居る内でしょう。そうなの、それじゃあついそこなんだわ。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
保養
(
ほよう
)
の
為
(
た
)
めに、この
娘
(
むすめ
)
が
一人
(
ひとり
)
の
老女
(
ろうじょ
)
に
附添
(
つきそ
)
われて、
三崎
(
みさき
)
の
遠
(
とお
)
い
親戚
(
しんせき
)
に
当
(
あた
)
るものの
離座敷
(
はなれざしき
)
に
引越
(
ひっこし
)
してまいりましたのは、それから
間
(
ま
)
もないことで、ここではしなくも
願掛
(
がんが
)
けの
話
(
はなし
)
が
始
(
はじ
)
まるのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
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小児一 何だ、
引越
(
ひっこし
)
かなあ。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“引越(引越し)”の解説
引越し(ひっこし、引っ越し)は、人が生活する場所や活動する場所を他の場所へ移すこと、またその作業のことである。住居、あるいは企業・団体の事業所などの移動がこれにあたる。古くは宿替、転宅ともいう。
(出典:Wikipedia)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“引越”で始まる語句
引越蕎麦
引越後
引越蕎麥
引越貧乏