“何角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なにかと50.0%
なにか33.3%
なにかど16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしは只ア置かねえと、そう申して居りましたので、おやまだ御挨拶も致しませんで、まず明けましてお目出度う存じます、旧冬は何角なにかと有難う存じます
うっかりして居たが、吾家うちは組内だから昨日も何角なにか手伝てつだいに行かねばならなかったのであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
右便之節何角なにかどは差上度存候に、差向思付も無之、東京近来の模様、新版書冊之出来候事、次へ々々と中々承尽うけたまはりつくされも不申、右様多き内には、見るも無益と申品も多分有之、其内に思候に
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)