トップ
>
引明
ふりがな文庫
“引明”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきあけ
62.5%
ひきあ
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきあけ
(逆引き)
剥出し
吠付
(
ほえつく
)
にぞお菊は驚き思はずも裏口の障子を
引明
(
ひきあけ
)
駈込
(
かけこま
)
んと
爲
(
する
)
に臺所に居たる男共
見咎
(
みとが
)
め誰だ/\と言ながら立出
窶然
(
みすぼらし
)
き姿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
夜の
引明
(
ひきあけ
)
になると、花はあわただしくも自らその唇を閉ぢた。夏の太陽の押しつけがましい接吻をさも厭がるかのやうに。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
引明(ひきあけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひきあ
(逆引き)
前の
夜
(
よ
)
も哥沢節の稽古に出でて
初夜
(
しょや
)
過
(
すぐ
)
る頃四ツ谷
宇
(
う
)
の
丸
(
まる
)
横町
(
よこちょう
)
の
角
(
かど
)
にて別れたり。さればわが
病臥
(
やみふ
)
すとは夢にも知らず、八重は
襖
(
ふすま
)
引明
(
ひきあ
)
けて始めて
打驚
(
うちおどろ
)
きたるさまなり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
叩
(
たゝ
)
きければ八五郎は飛でいで
先生
(
せんせい
)
樣子
(
やうす
)
は如何やと云ながら門の戸
引明
(
ひきあ
)
ければ後藤は
汗
(
あせ
)
を
押拭
(
おしぬぐ
)
ひ
如何
(
いかゞ
)
處
(
どころ
)
か誠に危き事なり亭主貴樣の云し通り今一ト
足
(
あし
)
遲
(
おそ
)
いと間に合ぬ處なりしが
丁度
(
ちやうど
)
間
(
ま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引明(ひきあ)の例文をもっと
(3作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引明”のふりがなが多い著者
作者不詳
樋口一葉
林不忘
三遊亭円朝
薄田泣菫
永井荷風