“吠付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほえつ33.3%
ほえつか33.3%
ほえつく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中の一頭が巡査に吠付ほえつき、追われて元の飼主たる徳永商店に逃込んだのを巡査は追掛けて来て、店から引摺出ひきずりだして店前で撲殺し
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
くやしいにつけゆかしさ忍ばれ、方様かたさま早う帰って下されと独言ひとりごと口をるれば、利足りそくも払わず帰れとはよく云えた事と吠付ほえつかれ。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
剥出し吠付ほえつくにぞお菊は驚き思はずも裏口の障子を引明ひきあけ駈込かけこまんとするに臺所に居たる男共見咎みとがめ誰だ/\と言ながら立出窶然みすぼらしき姿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)