“ほえつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吠付50.0%
吠附50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中の一頭が巡査に吠付ほえつき、追われて元の飼主たる徳永商店に逃込んだのを巡査は追掛けて来て、店から引摺出ひきずりだして店前で撲殺し
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
煙草たばこひながらくと、土地とちかずおほいぬが、くるま吠附ほえつれかゝるのを追拂おひはらふためださうである。駄菓子屋だぐわしや縁臺えんだいにも、船宿ふなやど軒下のきしたにも、蒲燒屋かばやきや土間どまにも成程なるほどたが。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)