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引明
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ひきあ
ふりがな文庫
“
引明
(
ひきあ
)” の例文
前の
夜
(
よ
)
も哥沢節の稽古に出でて
初夜
(
しょや
)
過
(
すぐ
)
る頃四ツ谷
宇
(
う
)
の
丸
(
まる
)
横町
(
よこちょう
)
の
角
(
かど
)
にて別れたり。さればわが
病臥
(
やみふ
)
すとは夢にも知らず、八重は
襖
(
ふすま
)
引明
(
ひきあ
)
けて始めて
打驚
(
うちおどろ
)
きたるさまなり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
叩
(
たゝ
)
きければ八五郎は飛でいで
先生
(
せんせい
)
樣子
(
やうす
)
は如何やと云ながら門の戸
引明
(
ひきあ
)
ければ後藤は
汗
(
あせ
)
を
押拭
(
おしぬぐ
)
ひ
如何
(
いかゞ
)
處
(
どころ
)
か誠に危き事なり亭主貴樣の云し通り今一ト
足
(
あし
)
遲
(
おそ
)
いと間に合ぬ處なりしが
丁度
(
ちやうど
)
間
(
ま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なぞと云いながら戸を
引明
(
ひきあ
)
け
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出