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幽魂
ふりがな文庫
“幽魂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いうこん
60.0%
たましい
20.0%
ゆうこん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうこん
(逆引き)
此事こゝかしこに
伝
(
つた
)
へ
聞
(
きこ
)
えて
話柄
(
はなしのたね
)
としけるが、こゝろざしあるものゝいふやう、源教がもちしかの髪の毛を
瘞
(
うづ
)
め
石塔
(
せきたふ
)
を
建
(
たて
)
て
供養
(
くやう
)
せば、お菊が
幽魂
(
いうこん
)
黄泉地
(
よみぢ
)
のかげにもよろこびなんといひ
出
(
いだ
)
ししに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
幽魂(いうこん)の例文をもっと
(3作品)
見る
たましい
(逆引き)
紛れもない
幽魂
(
たましい
)
そのものの声で、それを耳にすると、掘りかえされた墓土の黴臭い呼吸と、闇に生れた眼なし鰻の冷さが気味悪く感じられた。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
幽魂(たましい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆうこん
(逆引き)
「——あの蓮花が、なんで美しかろう。わしの眼には、
紅蓮
(
ぐれん
)
も
白蓮
(
びゃくれん
)
も、無数の民の
幽魂
(
ゆうこん
)
に見えてならない。一花、一花
呪
(
のろ
)
い、恨み、
哭
(
な
)
き
戦
(
おのの
)
きふるえているような」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幽魂(ゆうこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“幽魂”の意味
《名詞》
幽魂(ゆうこん)
死者の魂。霊魂。亡魂。
(出典:Wiktionary)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“幽魂”の類義語
心
魂
精神
霊
亡者
幽霊
心魂
心意
亡霊
神気
“幽”で始まる語句
幽
幽邃
幽霊
幽閉
幽冥
幽界
幽靈
幽寂
幽婉
幽谷
“幽魂”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
北原白秋
薄田泣菫
吉川英治