少年しようねん)” の例文
日本につぽんにもよしちひさくとも、こゝかしこに考古學こうこがく博物館はくぶつかんてられてあつたら、このドイツの少年しようねんのように熱心ねつしん子供こども出來でき
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
じつにこれ義勇ぎゆう行動こうどうはそれが少年しようねんによつてなされたゞけに殊更ことさらたのもしくおもはれるではないか。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
わたしなども少年しようねんのころ、御陵ごりよう巡拜じゆんぱいするといふようなことから、つい/\考古學こうこがく興味きようみおぼえるようになつた次第しだいであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
二箇所にかしよ火元ひもとゆきもつしにかゝつたが、祖母そぼいへよりも身體からだ大事だいじだといつて重幸少年しげゆきしようねんせいしたけれども、少年しようねんはこれをきかないで、幾度いくどゆきはこんでて、つひめたといふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「あなたのような熱心ねつしん少年しようねんは、將來しようらいきっと考古學こうこがく立派りつぱ學者がくしやになりませう」
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)