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しょうがくせい
道のかたわらに、
小学生のかぶる
帽子が、
捨てられて
落ちていました。そこへ、
帽子を
持たない
工夫が
通りかかって、その
帽子を
見つけました。
これを
見ていた
二人の
小学生は、なんだか
息詰まるような
気がして、
目をみはりました。
男は、
大急ぎで
獲物を
片っ
端から
殺して、
袋の
中へ
入れていました。
いや、きいた
話さ。おじさんが
見たのは、ある
村で、
馬が
出征するので、
駅にりっぱなアーチが
立ち、
小学生が、
手に、
手に、はたをふりながら、
見送りにいくのだった。
「
兵隊さん、ここへおかけなさい。」という
子供の
声が、きこえました。
見ると
混雑した
人をわけて
立ち
上がったのは、八、九
歳ばかりのランドセルを
負った
二人の
小学生でありました。