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將監
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しやうげん
ふりがな文庫
“
將監
(
しやうげん
)” の例文
新字:
将監
明日はいよ/\主人將監が歸るといふ日、錢形平次は到頭青いお
神籤
(
みくじ
)
の曲者——實は久野
將監
(
しやうげん
)
の家來進藤勝之助を本所
相生
(
あひおひ
)
町の隱れ家に突きとめてしまひました。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
奉つりて
御養育
(
ごやういく
)
を申上んといふにぞ
將監
(
しやうげん
)
も
道理
(
もつとも
)
なりと同心し
早速
(
さつそく
)
御前へ出て
妻
(
さい
)
が申せし
趣
(
おもむ
)
きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
翌る日は奧方浪乃、屋敷に歸つて良人久野
將監
(
しやうげん
)
を迎へ、事件の
顛末
(
てんまつ
)
を、人を傷けない程度に報告しました。
妾
(
めかけ
)
のお新が、そのまゝ行方不知になつたことは言ふ迄もありません。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て
養
(
やしな
)
ひくれよ
成長
(
せいちやう
)
の後其方に
男子
(
なんし
)
出産
(
しゆつさん
)
せば予が方へ
返
(
かへ
)
せ
若
(
もし
)
又
(
また
)
男子なくばその方の
家名
(
かめい
)
相續
(
さうぞく
)
いたさすべしと
仰
(
おほせ
)
ありければ
將監
(
しやうげん
)
謹
(
つゝし
)
んで
忝
(
かたじ
)
けなくも
御本腹
(
ごほんぷく
)
の若君を
御厄年
(
おやくどし
)
の御子なりとて某に
御養育
(
ごやういく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「誰が驚くものか。——二千五百石の大旗本、駒形にお屋敷を持つて今長崎奉行をしていらつしやる、久野
將監
(
しやうげん
)
樣の家來、先頃殺された用人進藤市太郎の伜勝之助といふ男だらう」
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
進
(
すゝみ
)
申樣天一坊樣御身分の儀は
只今
(
たゞいま
)
の書付にて
委
(
くは
)
しく御承知ならんが御腹の儀御
不審
(
ふしん
)
御
尤
(
もつ
)
ともに存候されば拙者より
委細
(
ゐさい
)
申上べし
抑
(
そも
)
當
(
たう
)
將軍樣
紀州
(
きしう
)
和歌山
(
わかやま
)
加納將監方
(
かなふしやうげんかた
)
に御部屋住にて渡らせ給ふ
節
(
せつ
)
將監
(
しやうげん
)
妻
(
さい
)
の
召使
(
めしつか
)
ふ
腰元
(
こしもと
)
澤
(
さは
)
の
井
(
ゐ
)
と申
婦女
(
ふぢよ
)
の
上樣
(
うへさま
)
御情
(
おんなさけ
)
懸
(
かけ
)
させられ御胤を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
將
部首:⼨
11画
監
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“將監”で始まる語句
將監樣