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寶
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ばう
ふりがな文庫
“
寶
(
ばう
)” の例文
新字:
宝
もつて
遊興
(
いうきよう
)
なしける中平馬靱負の兩人相尋ねべき
儀
(
ぎ
)
是
(
これ
)
あるに付
所司代
(
しよしだい
)
御役宅
(
おやくたく
)
へ差出すべく旨日野殿へ
掛合
(
かけあひ
)
ありしかば
南無
(
なむ
)
三
寶
(
ばう
)
と思ひ兩人申合其の夜の中に日野家を
逐電
(
ちくでん
)
して
願山
(
ぐわんざん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
存じて
居
(
をる
)
に相違は
有舞
(
あるまひ
)
サア
眞直
(
まつすぐ
)
に
白状
(
はくじやう
)
せよと
意外
(
いぐわい
)
に
出
(
いで
)
られ彌十は南無三
寶
(
ばう
)
仕舞
(
しまつ
)
たりと思へども
然有
(
さあら
)
ぬ
體
(
てい
)
にて
否々
(
いや/\
)
全く脇差は
納
(
をさ
)
め物に相違御座りませぬと云ば役人は
左右
(
とかく
)
汝
(
なん
)
ぢは
不都合
(
ふつがふ
)
なる事を申ぞ脇差を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
せんとて日野家へ承まはる
可
(
べき
)
儀有之候間安田
平馬
(
へいま
)
佐々木
靱負
(
ゆきへ
)
の兩人當役所へ差出さるべしと達しられしかば日野家に於ては何ごとならんと怪しまれしが安田佐々木の兩人は
豫
(
かね
)
て
覺
(
おぼ
)
えのあることなれば
素知
(
そし
)
らぬ面は爲すものゝ心中に南無三
寶
(
ばう
)
と思ひ其夜
竊
(
ひそか
)
に兩人并びに願山とも申合せ跡を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寶
部首:⼧
20画
“寶”を含む語句
寶物
擬寶珠
寶座
南無三寶
寶玉
寶石
財寶
三寶
寶藏
寶篋印塔
寶丹
寶珠
七寶
寶珠花屋
重寶
寛永通寶
寶暦
寶搜
寶冠
古文眞寶
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