孫臏そんびん)” の例文
龐涓はうけんすでつかへ、惠王けいわう將軍しやうぐんるをて、みづか以爲おもらへく(一五)のう孫臏そんびんおよばずと、すなはひそかに((人ヲシテ))孫臏そんびんさしむ。ひんいたる。
むかし孫臏そんびんは、兵力を加えるたびにかまどの数を減じて退却し、敵をあざむく計を用いて、龐涓ほうけんを計って大勝を得たということを聞いていますが、いま丞相は反対に、兵を減じるたびに
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひん(一四)阿鄄あけんあひだうまる。ひんまた孫武そんぶ後世こうせい子孫也しそんなり孫臏そんびんかつ龐涓はうけんとも兵法へいはふまなぶ。
孫臏そんびんこれもつて、天下てんかあらはれたり。(六〇)其兵法そのへいはふつたふ。