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夜中
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やちゆう
ふりがな文庫
“
夜中
(
やちゆう
)” の例文
第二
毎日
(
まいにち
)
の
食餌
(
しよくじ
)
は
三度
(
さんど
)
を
限
(
かぎ
)
り、
分量
(
ぶんりやう
)
を
定
(
さだ
)
む
可
(
べ
)
し。
夜中
(
やちゆう
)
に
飮食
(
いんしよく
)
せざるを
最
(
もつと
)
もよしとす。
但
(
たゞし
)
食後
(
しよくご
)
は
少時間
(
しばらく
)
休息
(
きうそく
)
し
運動
(
うんどう
)
を
始
(
はじ
)
むべき
事
(
こと
)
。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
物の具に身をかためて
夜中
(
やちゆう
)
の參入は、察するところ、北條の密意をうけて予を不意撃にする巧みであらうが……。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それから家老
中泉撰司
(
なかいづみせんし
)
を
以
(
もつ
)
て、
奉行所詰
(
ぶぎやうしよづめ
)
のもの一同に、
夜中
(
やちゆう
)
と
雖
(
いへども
)
、格別に用心するやうにと云ふ
達
(
たつ
)
しがあつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
忠実な尾行巡査は、どんなどしや降りの
夜中
(
やちゆう
)
にも、
梟
(
ふくろ
)
のやうにじつと眼を光らせて闇のなかに立つてゐた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
夜中
(
やちゆう
)
かく怒りの声きこへては、下女などが目を醒まし誤つて夫の帰りの遅きをば、私がとやかく言ひ争ふなど思はれましては、実に不面目極まる事と思ひましたが
こわれ指環
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
▼ もっと見る
「體よく
夜中
(
やちゆう
)
に追ひ出されたも同樣だ。」かう考へて、渠は重い足を運ぶ。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
此頃はもう四年前から引き続いての
飢饉
(
ききん
)
で、やれ
盗人
(
ぬすびと
)
、やれ
行倒
(
ゆきだふれ
)
と、
夜中
(
やちゆう
)
も用事が
断
(
た
)
えない。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“夜中”の意味
《名詞》
夜の間。
(出典:Wiktionary)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“夜中”で始まる語句
夜中の太陽
夜中参
夜中近
夜中頃
夜中投函
夜中時分
夜中郵便