“地機”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じばた80.0%
ぢばた20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論養蚕ようさんとか地機じばたとか糸繰いとくりとか、若干農村に縁のある内職も探し得たであろうが、何にしても労働が土と関係が薄くなるようでは
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
高田近くの磯野いその御所ごぜで細々ながらも地機じばたで「大和絣やまとがすり」を織るのを見られるでしょう。しかし下り坂なのをどうすることも出来ません。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
またさわやかな初夏しよか百姓ひやくしやうせはしくなつた。おつぎはんだおしな地機ぢばたけたのだといふ辨慶縞べんけいじま單衣ひとへるやうにつた。はりつやうにつたときおつぎはこれ自分じぶん仕上しあげたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)