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國沴
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こくてん
ふりがな文庫
“
國沴
(
こくてん
)” の例文
竺阿彌
(
ちくあみ
)
、めそ/\と
泣
(
な
)
きながら、
仰
(
おほせ
)
なれば
是非
(
ぜひ
)
もなし。
乞
(
こ
)
ふ
吾
(
わ
)
が
最後
(
さいご
)
の
一言
(
いちごん
)
を
容
(
い
)
れよ、と
云
(
い
)
ふ。
國沴
(
こくてん
)
何
(
なに
)
をか
云
(
い
)
ふ、
言
(
い
)
はむと
欲
(
ほつ
)
する
處
(
ところ
)
疾
(
と
)
く
申
(
まを
)
せ、とある
時
(
とき
)
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
國沴
(
こくてん
)
大
(
おほい
)
に
笑
(
わら
)
つて、
馬鹿
(
ばか
)
め、おどかしたまでだと。これを
釋
(
ゆる
)
し、
且
(
か
)
つ
還俗
(
げんぞく
)
せしめて、
柳含春
(
りうがんしゆん
)
を
配
(
はい
)
せりと
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
而
(
しか
)
して
國沴
(
こくてん
)
、
一偈
(
いちげ
)
を
作
(
つく
)
り
汝
(
なんぢ
)
が
流水
(
りうすゐ
)
に
歸
(
かへ
)
るを
送
(
おく
)
るべしとて、
因
(
よつ
)
て
吟
(
ぎん
)
じて
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
國
部首:⼞
11画
沴
部首:⽔
8画
“國”で始まる語句
國
國民
國中
國々
國土
國境
國許
國府
國主
國家