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回
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たび
ふりがな文庫
“
回
(
たび
)” の例文
彼は親友の前に
自
(
みづから
)
の影を
晦
(
くらま
)
し、その消息をさへ知らせざりしかど、陰ながら荒尾が動静の
概略
(
あらまし
)
を伺ふことを怠らざりき、こ
回
(
たび
)
その参事官たる事も
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しかれども富貴を得て、天が下の事一
回
(
たび
)
は此の人に
一四五
依
(
よ
)
ざす。
一四六
任ずるものを
辱
(
はづかし
)
めて
命
(
いのち
)
を
殞
(
おと
)
すにて見れば、文武を兼ねしといふにもあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
さるにこの継母といふは、お袖が家へ来るまでに、既に三
回
(
たび
)
も他へ
嫁
(
かしづ
)
きて、いづれも不縁になりしといへば、ほんの出来合いの間に合はせものにてとうてい永持ちのせむやうはなし。
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
やや有りて彼は
徐
(
しづか
)
に立ち上りけるが、こ
回
(
たび
)
は更に
邇
(
ちか
)
きを眺めんとて双眼鏡を取り直してけり。
彼方此方
(
あなたこなた
)
に差向くる筒の
当所
(
あてど
)
も無かりければ、
偶
(
たまた
)
ま
唐楪葉
(
からゆづりは
)
のいと近きが
鏡面
(
レンズ
)
に
入
(
い
)
り
来
(
き
)
て一面に
蔓
(
はびこ
)
りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“回”を含む語句
迂回
回想
回復
回々
回顧
回転
一回
今回
数回
回向院
挽回
旋回
奪回
幾回
回々教
二回
回教
回護
思回
回向
...