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君臨
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くんりん
ふりがな文庫
“
君臨
(
くんりん
)” の例文
近来、日本のゲーム界に
君臨
(
くんりん
)
している
麻雀
(
マージャン
)
にも、いろいろとインチキが
可能
(
ポッシブル
)
である。日本麻雀聯盟でも、無論、インチキを
排斥
(
はいせき
)
している。
麻雀インチキ物語
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そこには
永
(
なが
)
い年月かれが
君臨
(
くんりん
)
した広々とした領地がある。かれの部下は王を失って、いまはその谷間の
奥深
(
おくふか
)
く
逃
(
に
)
げていったことであろう。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
高天原
(
たかまがはら
)
の
神界
(
しんかい
)
から一
段
(
だん
)
降
(
くだ
)
ったところが、
取
(
と
)
りも
直
(
なお
)
さずわれわれの
住
(
す
)
む
大地
(
だいち
)
の
神界
(
しんかい
)
で、ここに
君臨
(
くんりん
)
遊
(
あそ
)
ばすのが、
申
(
もう
)
すまでもなく
皇孫命様
(
こうそんのみことさま
)
にあらせられます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
この一列が
整々
(
せいせい
)
として
雨
(
あま
)
ヶ
岳
(
たけ
)
の本陣へかえってくるまに、
富士
(
ふじ
)
の山は、銀の
冠
(
かんむり
)
にうす
紫
(
むらさき
)
のよそおいをして、あかつきの空に
君臨
(
くんりん
)
し、流るる
霧
(
きり
)
のたえまに、
裾野
(
すその
)
の朝がところどころ明けかけてくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここに上等果実として食用果実界に
君臨
(
くんりん
)
しているのである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
▼ もっと見る
思ふ、恐らくアルゴスを統べ、アカイアに
君臨
(
くんりん
)
の
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
丘田医師は、盗みとった魔薬を悪用し、金と同じ手を用いて、カフェ・ゴールデンバットに
君臨
(
くんりん
)
したのだった。幸い医者だった彼は、その後の中毒女たちに投薬することに非常に
巧
(
たく
)
みだった。
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“君臨”の意味
《名詞》
君主として国家を統治すること。
何らかの組織や分野などにおいて、圧倒的な勢力をもって存在すること。
(出典:Wiktionary)
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
“君”で始まる語句
君
君子
君寵
君達
君等
君香
君側
君美
君子人
君々