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君香
ふりがな文庫
“君香”の読み方と例文
読み方
割合
きみか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみか
(逆引き)
下谷
(
したや
)
のお
化新道
(
ばけしんみち
)
で
君香
(
きみか
)
といって居りました。旦那の御屋敷へ御けいこに上って御酒をいただいた帰りなんぞに逢引をした事が御在ました。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
唇の右下にある大きな黒子が、女の顔に
妖
(
あや
)
しい色気を附与している。金五郎は、たしか、この女の名は
君香
(
きみか
)
というのだったと、昨夜の記憶を呼びおこした。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
しかしそのとたん、突然
襖
(
ふすま
)
があき、いつにもまして
絢爛
(
けんらん
)
な装いをした
君香
(
きみか
)
がはいって来るがいなや
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
君香(きみか)の例文をもっと
(4作品)
見る
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
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