“整々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいせい75.0%
せい/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ鼓楽こがく角笛つのぶえのうちに官兵の旗は列をととのえ、二輛の檻車を中にくるんで鎮台大門から整々せいせいとして出て行った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先触れのあった日、油江口の岸には、兵船をならべ、軍馬兵旗を整々せいせいと立てて、周瑜の着くのを待っていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
着したるは遠藤屋彌次六一號鵞湖山人がこさんじんなりいづれ整々せい/\として控たれば四人の者は思はずはつと計りに平伏へいふくす時に天一坊こゑ清爽さはやかに其方共此度予に隨身ずゐしんせんとの願ひ神妙しんめうに存ずるなりよつて父上よりたまはりし證據しようこの御品拜見さし許し主從のさかづき取らすべしとのことばの下藤井左京は彼二品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)