“隨身”の読み方と例文
新字:随身
読み方割合
ずゐしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あざむきて三千三百兩の金子きんすかすめ取り其後そのご切首きりくび多兵衞が世話を以て嘉川主税之助方へ隨身ずゐしんなし追々おひ/\申立たる如くの惡意あくい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞及びしゆゑ家來に召抱めしかゝへたく遙々はる/″\此處まで參りしなりいさゝかの金子などに心をかける事なく隨身ずゐしんなすべしおつては五萬石以上に取立て大名にしつかはすべしまよひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
着したるは遠藤屋彌次六一號鵞湖山人がこさんじんなりいづれ整々せい/\として控たれば四人の者は思はずはつと計りに平伏へいふくす時に天一坊こゑ清爽さはやかに其方共此度予に隨身ずゐしんせんとの願ひ神妙しんめうに存ずるなりよつて父上よりたまはりし證據しようこの御品拜見さし許し主從のさかづき取らすべしとのことばの下藤井左京は彼二品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)