同情どうじよう)” の例文
姿すがたはおさなびたれどもはゝのちがふ何處どこやらをとなしくゆるものとどくおもひしは、れも他人たにんにてそだちし同情どうじようてばなり、何事なにごと母親はゝおやをかね
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
使つかひがかへつてそのとほりをまをげると、みかどおきな同情どうじようされて、いよ/\十五日じゆうごにちると高野たかの少將しようしようといふひと勅使ちよくしとして、武士ぶし二千人にせんにんつて竹取たけとりのおきないへをまもらせられました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)