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ふるいへ
ふりがな文庫
“
古家
(
ふるいへ
)” の例文
呼吸
(
いき
)
を
詰
(
つ
)
めて、うむと
堪
(
こら
)
へて
凍着
(
こゞえつ
)
くが、
古家
(
ふるいへ
)
の
煤
(
すゝ
)
にむせると、
時々
(
とき/″\
)
遣切
(
やりき
)
れなく
成
(
な
)
つて、
潛
(
ひそ
)
めた
嚔
(
くしやめ
)
、ハツと
噴出
(
ふきだ
)
しさうで
不氣味
(
ぶきみ
)
な
眞夜中
(
まよなか
)
。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
四百
(
しひやく
)
年へた
古家
(
ふるいへ
)
の
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
註
(
ちう
)
、
建
(
た
)
つて
三百年
(
さんびやくねん
)
といふ
古家
(
ふるいへ
)
の
一
(
ひと
)
つがこれで、もう
一
(
ひと
)
つが
三光社前
(
さんくわうしやまへ
)
の
一棟
(
ひとむね
)
で、いづれも
地震
(
ぢしん
)
にびくともしなかつた
下六番町
(
しもろくばんちやう
)
の
名物
(
めいぶつ
)
である。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
素
(
す
)
ばらしい
竈
(
へツつひ
)
を二ツ
並
(
なら
)
べて一
斗飯
(
とうめし
)
は
焚
(
た
)
けさうな
目覚
(
めざま
)
しい
釜
(
かま
)
の
懸
(
かゝ
)
つた
古家
(
ふるいへ
)
で。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古物
古文書
古代
古墳