トップ
>
取越
ふりがな文庫
“取越”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とりこし
66.7%
とりこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりこし
(逆引き)
と、二人の間にそんな会話が取り交されたことだが、この品川の心配が決して
取越
(
とりこし
)
苦労ではなかったことが、後に至って思い合わされたのである。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
氏の作品は、早晩そうした限度につきあたりはしないかといらざる
取越
(
とりこし
)
苦労もしてみるのである。
探偵小説壇の諸傾向
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
取越(とりこし)の例文をもっと
(4作品)
見る
とりこ
(逆引き)
餘
(
あま
)
り
昨今
(
さくこん
)
忌
(
いま
)
はしい
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
はれると
死期
(
しき
)
が
近
(
ちか
)
よつたかと
取越
(
とりこ
)
し
苦勞
(
ぐらう
)
をやつてな、
大塚
(
おほつか
)
の
家
(
うち
)
には
何
(
なに
)
か
迎
(
むか
)
ひに
來
(
く
)
るものが
有
(
あ
)
るなどゝ
騷
(
さわ
)
ぎをやるにつけて
母
(
はゝ
)
が
詰
(
つま
)
らぬ
易者
(
えきしや
)
などにでも
見
(
み
)
て
貰
(
もら
)
つたか
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何處
(
どこ
)
へお
客樣
(
きやくさま
)
にあるいて
居
(
ゐ
)
たのと
不審
(
ふしん
)
を
立
(
た
)
てられて、
取越
(
とりこ
)
しの
御年始
(
ごねんし
)
さと
素知
(
そし
)
らぬ
顏
(
かほ
)
をすれば、
嘘
(
うそ
)
を
言
(
い
)
つてるぜ
三十日
(
みそか
)
の
年始
(
ねんし
)
を
受
(
う
)
ける
家
(
うち
)
は
無
(
な
)
いやな、
親類
(
しんるゐ
)
へでも
行
(
ゆ
)
きなすつたかと
問
(
と
)
へば
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
取越(とりこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“取越”で始まる語句
取越苦労
取越苦勞
検索の候補
取越苦労
取越苦勞
高取越
鷹取越
“取越”のふりがなが多い著者
樋口一葉
江戸川乱歩
平林初之輔
夏目漱石