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くわん
ふりがな文庫
“
卷
(
くわん
)” の例文
新字:
巻
そも
女人
(
をんな
)
は、一
代
(
だい
)
五千
卷
(
くわん
)
、七千餘卷のどの
經
(
きやう
)
にも
佛
(
ほとけ
)
になれないと
厭
(
きら
)
はれてゐるが、
法華經
(
ほけきやう
)
ばかりには
女人
(
によにん
)
佛
(
ほとけ
)
になると説かれてゐる。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
我
(
わ
)
が「罪と罰」一
卷
(
くわん
)
に
見
(
み
)
るところのもの
全篇
(
ぜんへん
)
悉く慘憺たる血くさき殺戮の跡を印するを認むるなり
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
全く興味津々
卷
(
くわん
)
をおほう能はざらしめるものはモオリス・ルブランの作品にまさるものはない。
探偵小説の魅力
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
余は「罪と罰」第一
卷
(
くわん
)
を
通讀
(
つうどく
)
すること
前後
(
ぜんご
)
二
囘
(
くわい
)
せしが、その
通讀
(
つうどく
)
の
際
(
さい
)
極
(
きは
)
めて
面白
(
おもしろ
)
しと
思
(
おも
)
ひたるは、
殺人罪
(
さつじんざい
)
の
原因
(
げんいん
)
のいかにも
綿密
(
めんみつ
)
に
精微
(
せいび
)
に
畫出
(
くわくしゆつ
)
せられたる
事
(
こと
)
なり、もし
或
(
ある
)
兇漢
(
けふかん
)
ありて
或
(
ある
)
貞婦
(
ていふ
)
を
殺
(
ころ
)
し
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
卷
部首:⼙
8画
“卷”を含む語句
取卷
首卷
卷上
櫛卷
鉢卷
渦卷
一卷
伊達卷
卷添
小掻卷
逆卷
昆布卷
小抱卷
卷々
葉卷
鐵卷
掻卷
卷煙草
卷莨
顱卷
...