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創造
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つく
ふりがな文庫
“
創造
(
つく
)” の例文
人と自然と、神の
創造
(
つく
)
り給える全宇宙が罪の審判のために震動し、天の
涯
(
はて
)
より地の
極
(
きわみ
)
まで、万物
呻吟
(
しんぎん
)
の声は一つとなって空に
冲
(
ちゅう
)
する。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
どんな幽霊でも化物でも、人間の形に
則
(
のっと
)
るのは、不思議なようで不思議で無い。幽霊や化物を
創造
(
つく
)
り出した者が、その人間であるのだから。
妖異むだ言
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一日じゅうそんなことをしている。ところで君、こんな獣がなんで必要なのかね。なんのために
創造
(
つく
)
られたのかね。
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
やがては、師のいわれるように『観ることが愛することであり、愛することが
創造
(
つく
)
ることである』
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
私は彼のことを自然がその英雄達——
基督教徒
(
キリストけうと
)
と異教徒の——その立法者、その政治家、その征服者達を
創造
(
つく
)
り出した材料で出來てゐる人だと考へた。巨大な利害を擔ふべき頑丈な
塞
(
とりで
)
。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
答『イヤこれは
最初
(
さいしょ
)
人類
(
じんるい
)
を
創造
(
つく
)
り
出
(
だ
)
す
時
(
とき
)
の、ごく
遠
(
とお
)
い
大古
(
たいこ
)
の
神業
(
かみわざ
)
であって、
今日
(
こんにち
)
では
最早
(
もはや
)
その
必要
(
ひつよう
)
はなくなった。そなたも
知
(
し
)
るとおり
人間
(
にんげん
)
の
男女
(
だんじょ
)
は
立派
(
りっぱ
)
に
人間
(
にんげん
)
の
子
(
こ
)
を
生
(
う
)
んで
居
(
い
)
るであろうが……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
自分の頭脳一つだけで、死物、ものをいわぬ
物質
(
しなもの
)
を使い、自由に勝手に物を
創造
(
つく
)
り上げる。不満はあっても自分だけの不満だ。……わしの方はそうはいかぬ。相手は生きている人間だ。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「だがツクヅク考えてみると、麗人達の文明も、俺らの文明も大したものじゃアねえ。いっそそれよりその二つを、一つに合わせたその物から、新しく
創造
(
つく
)
ったものの方が、一層いいに相違ねえ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
堯舜
(
ぎょうしゅん
)
の世はなかったのだ。なかったから
孔夫子
(
こうふうし
)
が
創造
(
つく
)
ったのだ。孔夫子に
創造
(
つく
)
れた堯舜の世なら、組紐のお仙にも
創造
(
つく
)
れる筈だ。彼女、自ら心内に、堯舜の世を
形成
(
かたちづ
)
くり、そこに住んだに相違ない。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“創造”の解説
創造(そうぞう)とは、新しいものを産み出すこと。創作や発明、あるいは新しい考え方など、オリジナリティの強いものに対し使うことが多い。
(出典:Wikipedia)
創
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“創造”で始まる語句
創造主
創造力
創造物
創造者
創造的天才