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『妖異むだ言』
ふりがな文庫
『
妖異むだ言
(
よういむだごと
)
』
幽霊の中で好いものは、牡丹燈籠のお米である。牡丹燈籠を下げて主人を案内して、恋の仲介をするあたりは、人情があって面白い。 不快な幽霊は小幡小平次で、気の毒な幽霊は小仏小平であろう。 滑稽な化物は唐傘の一本足で、愛嬌のあるのは一ツ目小僧が、大 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「探偵趣味」1928(昭和3)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
出
(
い
)
可
(
べ
)
終
(
しま
)
以
(
もっ
)
則
(
のっと
)
創造
(
つく
)
只
(
ただ
)
型
(
タイプ
)