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初心
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しよしん
ふりがな文庫
“
初心
(
しよしん
)” の例文
婦人
(
をんな
)
はよく/\あしらひかねたか、
盗
(
ぬす
)
むやうに
私
(
わし
)
を
見
(
み
)
て
颯
(
さつ
)
と
顔
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
らめて
初心
(
しよしん
)
らしい、
然様
(
そん
)
な
質
(
たち
)
ではあるまいに、
羞
(
はづ
)
かしげに
膝
(
ひざ
)
なる
手拭
(
てぬぐひ
)
の
端
(
はし
)
を
口
(
くち
)
にあてた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
初心
(
しよしん
)
の
發掘
(
はつくつ
)
としては
此
(
こ
)
の
權現臺
(
ごんげんだい
)
は
大成功
(
だいせいこう
)
であつた。
無論
(
むろん
)
遺物
(
ゐぶつ
)
が
豐富
(
ほうふ
)
でも
有
(
あ
)
つたのだが、
宅
(
たく
)
から
近
(
ちか
)
いので、
數々
(
しば/″\
)
行
(
ゆ
)
き
得
(
え
)
られたのと、
人手
(
ひとで
)
が
多
(
おほ
)
かつたのも
勝利
(
しやうり
)
の
原因
(
もと
)
であつた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
思ふに畫と云ふ事に
初心
(
しよしん
)
な彼は當時繪畫に於ける寫生の必要を
不折
(
ふせつ
)
などから聞いて、それを一草一花の上にも實行しやうと
企
(
くはだ
)
てながら、彼が俳句の上で既に悟入した同一方法を
子規の画
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
初心
(
しよしん
)
の
失策
(
しつさく
)
は
决
(
けつ
)
して
少
(
すくな
)
くなかつたのだ。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“初心”で始まる語句
初心娘
初心初心