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冐
読み方 | 割合 |
をか | 40.0% |
おか | 40.0% |
ひ | 20.0% |
その翌朝、雨を
冐して馬上、
新冠の御料牧場を見に行く途中で、
染退川荒廢の跡を調べ、
中下方に於ける
淡路團體の農村を見た。
故に
貴下が、
吾等を
救はんとて、
強いて
危險を
冐すが
如きは、
吾等の
深く
憂ふる
處なり。
処へ
風を
冐いた人が
常磐津を語るやうな
声でオー/\といひますから、
何だかと
思つて
側の人に聞きましたら、
彼れは
泣車といつて
御車の
軌る
音だ、と
仰しやいましたが、
随分陰気な
物でございます。