“感冐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんばう33.3%
かぜ33.3%
ひきかぜ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十五六さいころより毎日まいにち朝夕てうせき實行じつかうして、七十七さい今日こんにちおよび、爾來じらい數十年間すうじふねんかん頭痛づつうわすれ、健全けんぜんとなり、感冐かんばうをかされたることいま一度いちどもあらず。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
晋「感冐かぜをひいたか、そりゃ大切だいじにしないと宜しくないよ、感冐は万病のもとと申すからの」
と気は附いたけれども、なに両人ふたりとも堅いから大丈夫と思って居りまするくらいで、なか/\新五郎はお園の側へ寄付よりつく事も出来ませんが、ふとお園が感冐ひきかぜの様子で寝ました。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)