“かんばう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
感冐50.0%
監房50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十五六さいころより毎日まいにち朝夕てうせき實行じつかうして、七十七さい今日こんにちおよび、爾來じらい數十年間すうじふねんかん頭痛づつうわすれ、健全けんぜんとなり、感冐かんばうをかされたることいま一度いちどもあらず。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
のちあるしよ感冐かんばう豫防よばうするに冷水浴れいすゐよく非常ひじやう利益りえきあるよしふたゝ冷水浴れいすゐよくおこなひ、春夏しゆんかこう繼續けいぞくするをしも、寒冷かんれいころとなりては何時いつとなくおこたるにいた
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
監房かんばうの前には粗末なギコ/\鳴る腰掛が置いてあつた。上等兵はそれを指して「此所こゝで待つてをれ。」と云ひ捨てて行つてしまつた。彼は監房と向ひ合せに腰をかけてあたりを見廻した。
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)