“染退”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しぶちやり66.7%
シプチヤリ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中下方にあるのはそれだが、第二囘の五十戸は、今、同じ染退しぶちやり川添ひの碧蘂るべしべ村にある。兩村とも實に北海道の模範農村になつてゐる。
日高十勝の記憶 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
その翌朝、雨ををかして馬上、新冠にひかつぷの御料牧場を見に行く途中で、染退しぶちやり川荒廢の跡を調べ、中下方なかげはうに於ける淡路あはぢ團體の農村を見た。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
寛文九年(西暦一六六九年)今の日高國染退シプチヤリの酋長シャグシャインの亂を記せる書類には、アイヌの砦に據りし事を記し、殊に津輕一統志の該記事中には、チャシの砦なる事を記せり