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『日高十勝の記憶』
ふりがな文庫
『
日高十勝の記憶
(
ひだかとかちのきおく
)
』
オホナイの瀧 日高の海岸、樣似を進んで冬島を過ぎ、字山中のオホナイといふあたりに來ると、高い露骨な岩山が切迫してゐて、僅かに殘つた海岸よりほかに道がない。おほ岩を穿つたトンネルが多く、荷車、荷馬車などはとても通れない。人は僅かに岩と浪との間 …
著者
岩野泡鳴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
新冠
(
にいかつぷ
)
喇叭
(
らつぱ
)
愛奴
(
あいの
)
樣似
(
しや(さ)まに
)
庶野
(
しよや
)
染退
(
しぶちやり
)
樽前
(
たるまへ
)
渠等
(
かれら
)
猿留
(
さるる
)
碧蘂
(
るべしべ
)
膽振
(
いぶり
)
襟裳
(
えりも
)
銅羅
(
どら
)
門別
(
もんべつ
)