“愛奴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいぬ60.0%
あいの20.0%
アイノ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今でも愛奴あいぬ達は、余り家のちかくの樹に、イソクソキが来て、虫を探すことを喜びません、そして灰をまいてこの不浄な鳥のちかよつたことを、清める習慣があります。(大14・11愛国婦人)
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
然し生き物のにほひがするのは僕等と馬子の愛奴あいののセカチ(男兒)と、それらが乗る馬と、ついて來た小馬としかなかつた。
日高十勝の記憶 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
よくおやぢの出るところださうだが、生き物のにほひがするのは、義雄と、技手と、馬子の愛奴アイノセカチと、それらが乘る馬と、ついて來た小馬と、しかなかつた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)