“樣似”のいろいろな読み方と例文
新字:様似
読み方割合
しやまに50.0%
しや(さ)まに50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樣似しやまにを進んで、冬島を過ぎ、あざ山中のオホナイといふあたりに來ると、高い露骨な岩山が切迫してゐて、僅かに殘つた海岸よりほかに道がない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
浦河から樣似しやまにに至る山道は、西舍に至るそれと同樣、排水用意がしてないので非常に崩れてゐるところがあつたこと。冬島村字中山、オホナイあたりには殆ど道といふ道がついてゐないこと。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
日高の海岸、樣似しや(さ)まにを進んで冬島を過ぎ、字山中のオホナイといふあたりに來ると、高い露骨な岩山が切迫してゐて、僅かに殘つた海岸よりほかに道がない。
日高十勝の記憶 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)