“樣式”のいろいろな読み方と例文
新字:様式
読み方割合
かた50.0%
やうしき25.0%
スタイル25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我自らの眠れるさまを、恰も樣式かたを見てゑがく畫家の如くにしるさんものを、巧みに睡りを現はす者にあらざればこの事望み難きがゆゑに —六九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
この機會きくわいさいして化物ばけもの研究けんきうおこし、化物學ばけものがくといふ一くわ學問がくもんつくしたならば、さだめし面白おもしろからうとおもふのである。むかし傳説でんせつ樣式やうしきはなれた新化物しんばけもの研究けんきうこゝろみる餘地よち屹度きつとあるに相違さうゐない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
都會ではむづかしいものに見える愛の方法も、至極簡單なものでいいことを會得させる田舍暮らしよ! 一人の少女の氣に入るためには、かの女の家族の樣式スタイルを呑み込んでしまふが好い。
麦藁帽子 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)