“價値(あたひ)” の例文
新字:価値
馬(うま)に銀袋(ぎんたい)を積(つ)んで來(き)たくらゐ、人參(にんじん)の價値(あたひ)は思(おも)ふべしである。が、一寸(ちよつと)素人(しろうと)には相場(さうば)が分(わか)らぬ。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
是非(ぜひ)此文(これ)を御覽(ごらん)なされて、一寸(ちよつと)何(なに)とか言(い)ふて下(くだ)され、よう姉樣(ねえさま)、よう姉樣(ねえさま)、お願(ねが)ひ、此拜(これ)、とて紅葉(もみぢ)の手(て)を合(あ)はす可憐(いぢら)しさ、情(なさけ)ふかき女性(によしやう)の身(み)の、此事(これ)のみにても涙(なみだ)の價値(あたひ)はたしかなるに
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
榮(はえ)ぞ、價値(あたひ)ぞ、幸福(さいはひ)ぞ。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
尚更(なほさ)ら驚歎(きやうたん)に價値(あたひ)する。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)