“銀袋”の読み方と例文
読み方割合
ぎんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うま銀袋ぎんたいんでたくらゐ、人參にんじん價値あたひおもふべしである。が、一寸ちよつと素人しろうとには相場さうばわからぬ。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
もう、其處等そこら如才じよさいはござりません、とお手代てだい。こゝで荷鞍にぐらへ、銀袋ぎんたい人參にんじん大包おほづつみ振分ふりわけに、少年せうねんがゆたりとり、手代てだいは、裾短すそみじか羽織はおりひもをしやんとかまへて、空高そらたか長安ちやうあん大都だいとく。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)