何迄なにまで)” の例文
立直たてなほやうに相だんして見給みたまへと深切しんせつ言葉ことばに庄三郎大に喜び何から何迄なにまで段々だん/\御世話おせわかたじけなく是にすぎたる事はなし然れども我々われ/\かたまゐ養子やうしあるべき能々よく/\御聞糺おんきゝたゞしくださるゝやうひとへ御頼おたのみ申なりと云けるにぞしからば先方へ申きくべきあひだ御家内うちかたへも此段このだん能々よく/\御相談ごさうだん成るべし我等方は明日みやうにちしかいたしたる返事へんじ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)