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住職
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じゅうしょく
ふりがな文庫
“
住職
(
じゅうしょく
)” の例文
また自分はそんな冒険な事をやらないでも
黄檗宗
(
おうばくしゅう
)
の一寺の
住職
(
じゅうしょく
)
になって居りさえすればごく安楽に過せる位置までに進んで居ります。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
私
(
わたし
)
たちが、
子供
(
こども
)
のころから、
親
(
した
)
しみなれてきた
一休
(
いっきゅう
)
さんは、
紫野大徳寺
(
むらさきのだいとくじ
)
、四十七
代目
(
だいめ
)
の
住職
(
じゅうしょく
)
として、
天下
(
てんか
)
にその
智識
(
ちしき
)
高徳
(
こうとく
)
をうたわれた
人
(
ひと
)
でした。
先生と父兄の皆さまへ
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
この
噂
(
うわさ
)
はすぐに
方々
(
ほうぼう
)
へ
伝
(
つた
)
わったので、もうだれもこの寺の
住職
(
じゅうしょく
)
になろうというものがなくなってしまった。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
寺というほどでもない
住職
(
じゅうしょく
)
の
控家
(
ひかえや
)
がある、その
背戸
(
せど
)
へ石を積んで来たもので。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
親たちが来て抱きすがって泣いているのを見かけ、いそいで菩提寺の
住職
(
じゅうしょく
)
を訪れて、われらどもの
衷情
(
ちゅうじょう
)
を打明け、そのなきがらを乞いうけました。……手にかけて
殺
(
あや
)
めたものではございません
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
この寺には
年寄
(
としよ
)
った
住職
(
じゅうしょく
)
と
小坊主
(
こぼうず
)
一人が住んでいたが、住職はついに死んでしまい、小坊主はそんなところに一人では住んでいられないと言って、村へ
逃
(
に
)
げて来てしまった。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
別に
住職
(
じゅうしょく
)
の
居室
(
いま
)
もなければ、
山法師
(
やまぼうし
)
も宿らぬのである。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
勘太郎は寺の
住職
(
じゅうしょく
)
となり、後には
知徳
(
ちとく
)
すぐれた
名僧
(
めいそう
)
となったということである。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
その
住職
(
じゅうしょく
)
の
隠居所
(
いんきょじょ
)
の跡だったそうにございますよ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“住職”の解説
住職(じゅうしょく)は、本来「住持職」と呼ばれている仏教の職名(宗教上の地位)の略称で、一寺院を管掌する僧侶のこと。
(出典:Wikipedia)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
“住”で始まる語句
住居
住
住家
住吉
住所
住持
住人
住宅
住処
住民