トップ
>
仕返
>
しかえ
ふりがな文庫
“
仕返
(
しかえ
)” の例文
博士に
裏切
(
うらぎ
)
られたことへ、
仕返
(
しかえ
)
しをするために、夜になったら、きっと、博士の家にあらわれるものと信じていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「
買
(
か
)
いたくないから、
買
(
か
)
わないのだよ。」と、きっぱりといいました。
彼
(
かれ
)
は、すくなくも
侮辱
(
ぶじょく
)
に
対
(
たい
)
する
仕返
(
しかえ
)
しをしたように、
小
(
ちい
)
さな
肩
(
かた
)
をぐっと
上
(
あ
)
げたのです。
花の咲く前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この上はぜひとも本物の正覚坊を
生捕
(
いけど
)
って、
仕返
(
しかえ
)
しをしてやらなければならない、と口々に言い立てました。
正覚坊
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
とどもり
吃
(
ども
)
り、つぎはぎだらけの
仕返
(
しかえ
)
しをして、ほつと
呼吸
(
いき
)
をつきました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
ズルズルとすべり落ちたが、まだ
性
(
しょう
)
こりもなく起きあがって、いまの
仕返
(
しかえ
)
しをする気でいると、ひとりとおもった旅僧のほかに、まだ同じすがたの
行脚僧
(
あんぎゃそう
)
がふたり、すぐそこにたたずんでいたので
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
そのたびに
悲
(
かな
)
しんで
気
(
き
)
が
狂
(
くる
)
いそうになり、ついに
仕返
(
しかえ
)
しをしようと
決心
(
けっしん
)
するようになりました。
花の咲く前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
普通
(
ふつう
)
の
飼
(
か
)
いねこなら、ぜいたくでもなんでもないのだが、二
匹
(
ひき
)
には、
許
(
ゆる
)
されぬ
望
(
のぞ
)
みでありました。わずかばかりの
安息
(
あんそく
)
が、
恐
(
おそ
)
ろしいむくいで、
仕返
(
しかえ
)
しされねばならなかったのです。
どこかに生きながら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様