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行脚僧
ふりがな文庫
“行脚僧”の読み方と例文
読み方
割合
あんぎゃそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんぎゃそう
(逆引き)
水戸藩へはまた秘密な勅旨が下った、その使者が幕府の厳重な
探偵
(
たんてい
)
を避けるため、
行脚僧
(
あんぎゃそう
)
に姿を変えてこの東海道を通ったという流言なぞも伝わって来る。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
われらが西京より
近江
(
おうみ
)
に出でて有名なる三井寺に詣ずる途中、今しも
琵琶湖
(
びわこ
)
を
漕
(
こ
)
ぎ出る舟に一個の気高き
行脚僧
(
あんぎゃそう
)
を見き、われらが彼を認めし時は、舟すでに岸を離れてありき
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
それから最近の事件では、若い
行脚僧
(
あんぎゃそう
)
がそれを見たので、娘の父が憤って、熊猟に用いる槍で
突殺
(
つきころ
)
したともいう。その死骸は
何
(
いず
)
れも炭焼
竈
(
がま
)
に入れて灰にしてしまうのが例とやら。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
行脚僧(あんぎゃそう)の例文をもっと
(7作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
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