トップ
>
人傳
>
ひとづて
ふりがな文庫
“
人傳
(
ひとづて
)” の例文
新字:
人伝
人傳
(
ひとづて
)
に
聞
(
き
)
きましてお
怒
(
いか
)
りにふれるとは
知
(
し
)
るも
御樣子
(
ごやうす
)
が
伺
(
うかゞ
)
ひたさに
出
(
で
)
にくい
所
(
ところ
)
を
繕
(
つくろ
)
つて
漸
(
やうや
)
うの
思
(
おも
)
ひで
參
(
まゐ
)
りましたお
父樣
(
とつさま
)
にもお
執成
(
とりなし
)
をとしほ/\として
言
(
いひ
)
出
(
い
)
づるを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
われ等は唯だ
人傳
(
ひとづて
)
に姫君の今は全く人となり給ひて、その學藝をさへ人並ならず善くし給ふを聞きしのみ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
すると、秋田の米主の方では、難船の知らせを得た後に、殘り荷のあつたことやら、それを買つた人のあつたことやらを、
人傳
(
ひとづて
)
に聞いて、わざ/\人を調べに出した。
最後の一句
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
見も知らず、聞きも習はぬ人々の
人傳
(
ひとづて
)
に送る
薄色
(
うすいろ
)
の折紙に、我を
宛名
(
あてな
)
の哀れの
數々
(
かず/\
)
。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
人傳
(
ひとづて
)
の
文
(
ふみ
)
一通
(
いつつう
)
それすらもよこさぬとは
外面
(
げめん
)
如菩薩
(
によぼさつ
)
、
内心
(
ないしん
)
はあれも
如夜叉
(
によやしや
)
め。
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
傳
部首:⼈
13画
“人”で始まる語句
人
人間
人々
人気
人形
人数
人魂
人力車
人影
人目