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亂心
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らんしん
知ぬとは
扨々可笑や/\と笑ひ狂ふにぞ越前守殿
然も有べし
當人は如何にも
亂心の
體ゆゑ入牢申付ると
云渡されけり其後又奉行所へ梅を
さて
其外では、
何であらうか?
性根の
亂れぬ
亂心……
息の
根をも
杜むる
苦い
物。……
命を
砂糖漬にする
程の
甘い
物。さらば。
『
紡ぐことゝ
扭ることサ、
無論、
初めから』と
海龜は
答へて、『それから
算術の四
則、——
野心、
亂心、
醜飾、それに
嘲弄』
毎度亂心之者有り家業ならざる中は養生
牢とて入牢仰付らるゝ故則ち願書取上となり
翌日本郷三丁目徳兵衞
組合名主付添へ白洲へ罷り出控居るを
大岡殿見らるゝに
痩衰へ眼中
血ばしりし
體實に
亂心の樣子なれども傳吉始めより申立し梅の
人相に似たる
故如何にも
言葉を