“云渡”の読み方と例文
読み方割合
いひわた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知ぬとは扨々さて/\可笑や/\と笑ひ狂ふにぞ越前守殿も有べし當人たうにんは如何にも亂心らんしんていゆゑ入牢申付ると云渡いひわたされけり其後又奉行所へ梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申出ば此方へ役人をつかはすべし屹度きつと申渡すべきすぢあり其方共も落度おちどには毛頭もうとう相成あひなら氣遣きづかひ無用なり何分無禮ぶれいなきやうに致すべしと云渡いひわたしければ兩人は是をきゝきも
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
六歳の時に廿五兩に買取かひとりしに相違これなきむね申立しかば源次郎四郎左衞門の兩人へおつて呼出す事有んと云渡いひわたされ其日は白洲しらすとぢられけり是に於て大岡殿かねて目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)