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丹下左膳
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たんげさぜん
ふりがな文庫
“
丹下左膳
(
たんげさぜん
)” の例文
地理
(
ちり
)
の
時間
(
じかん
)
でした。
小山
(
こやま
)
は、
夜店
(
よみせ
)
で
買
(
か
)
ったといって、
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
と
侍
(
さむらい
)
の
小
(
ちい
)
さな
人形
(
にんぎょう
)
を二つ三つ、
紙
(
かみ
)
に
載
(
の
)
せて、
下
(
した
)
から
磁石
(
じしゃく
)
を
操
(
あやつ
)
って
踊
(
おど
)
らせていました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
名は! ときくと、
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
と答える。流儀は? とたたみかけると、丹下流……そしてにやりとした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
の
扮装
(
ふんそう
)
をして、大きな
太鼓
(
たいこ
)
を胸にぶらさげた男を先頭に、若い洋装の女のしゃみせんひき、シルク・ハットにえんび服のビラくばり、はっぴ姿の旗持ちなどが、一列にならんで
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「やあ、やあ。」と、
先生
(
せんせい
)
には
聞
(
き
)
こえないように、
掛
(
か
)
け
声
(
ごえ
)
をかけて、
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
と
侍
(
さむらい
)
に
立
(
た
)
ちまわりをさせていました。
場所
(
ばしょ
)
の
近
(
ちか
)
いものは、
笑
(
わら
)
いを
殺
(
ころ
)
して
見
(
み
)
ていました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
、
土生仙之助
(
はぶせんのすけ
)
、
櫛
(
くし
)
まきお
藤
(
ふじ
)
、つづみの与吉をはじめ、多勢の連中が毎夜のように集まって来ては、ある時は何日となく寝泊りをして
天下禁制
(
てんかきんせい
)
のいたずらがはずむ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
その
曰
(
いわ
)
くありげな壺はこのにわか
拵
(
ごしら
)
えの父が、預かってやる。父と子と、仲よく河原の二人暮しだ。親なし千鳥の
其方
(
そのほう
)
と、浮き世になんの望みもねえ
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
と、ウハハハハハ
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「アッハッハッハ、おれか? 俺あ
丹下左膳
(
たんげさぜん
)
てえ人斬り
病
(
やまい
)
……」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“丹下左膳”の解説
『丹下左膳』(たんげさぜん)は、林不忘の新聞連載小説、これを原作とする映画の題名、およびその作品内の主人公である架空の剣士。1927年(昭和2年)から新聞連載小説『新版大岡政談・鈴川源十郎の巻』の登場人物であった、隻眼隻手のニヒルな造型の左膳が人気となり、各社による映画化作品もヒットして、大衆文学、時代劇の代表的なヒーローとなった。
(出典:Wikipedia)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
膳
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
“丹下”で始まる語句
丹下
丹下坂
丹下高射