“たんげさぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
丹下左膳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やあ、やあ。」と、先生せんせいにはこえないように、ごえをかけて、丹下左膳たんげさぜんさむらいちまわりをさせていました。場所ばしょちかいものは、わらいをころしてていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
丹下左膳たんげさぜん土生仙之助はぶせんのすけくしまきおふじ、つづみの与吉をはじめ、多勢の連中が毎夜のように集まって来ては、ある時は何日となく寝泊りをして天下禁制てんかきんせいのいたずらがはずむ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そのいわくありげな壺はこのにわかごしらえの父が、預かってやる。父と子と、仲よく河原の二人暮しだ。親なし千鳥の其方そのほうと、浮き世になんの望みもねえ丹下左膳たんげさぜんと、ウハハハハハ
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)