“丹下左膳”の読み方と例文
読み方割合
たんげさぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地理ちり時間じかんでした。小山こやまは、夜店よみせったといって、丹下左膳たんげさぜんさむらいちいさな人形にんぎょうを二つ三つ、かみせて、したから磁石じしゃくあやつっておどらせていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
名は! ときくと、丹下左膳たんげさぜんと答える。流儀は? とたたみかけると、丹下流……そしてにやりとした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
丹下左膳たんげさぜん扮装ふんそうをして、大きな太鼓たいこを胸にぶらさげた男を先頭に、若い洋装の女のしゃみせんひき、シルク・ハットにえんび服のビラくばり、はっぴ姿の旗持ちなどが、一列にならんで
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)