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丸龜
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まるがめ
ふりがな文庫
“
丸龜
(
まるがめ
)” の例文
新字:
丸亀
惜まず施し病人へは
醫師
(
いし
)
を頼んで
藥
(
くすり
)
を
飮
(
のま
)
せなどして貧民を救ふ事を常の樂みとなしければ
丸龜
(
まるがめ
)
近在
(
きんざい
)
にては後藤半四郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
西國船
(
さいこくぶね
)
の
難船
(
なんせん
)
においらが
叔父的
(
をぢき
)
の
彌次郎兵衞
(
やじろべゑ
)
、
生命懸
(
いのちがけ
)
の
心願
(
しんぐわん
)
、
象頭山
(
ざうづざん
)
に
酒
(
さけ
)
を
斷
(
た
)
つたを、
咽喉
(
のど
)
もと
過
(
す
)
ぎた
胴忘
(
どうわす
)
れ、
丸龜
(
まるがめ
)
の
旅籠
(
はたご
)
大物屋
(
だいもつや
)
へ
着
(
つ
)
くと
早
(
は
)
や、
茶袋
(
ちやぶくろ
)
と
土瓶
(
どびん
)
の
煮附
(
につけ
)
、とつぱこのお
汁
(
しる
)
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「去年お取潰しになつた、
讃州
(
さんしう
)
丸龜
(
まるがめ
)
の山崎
志摩守
(
しまのかみ
)
樣の御下屋敷跡ですよ。土藏一つだけ殘つて居ますが、あれはひどい
雨漏
(
あまも
)
りで、山崎樣御盛の頃拂下げになり、取こはすつもりで、そのまゝになつて居ります」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
察
(
さつ
)
し是々御浪人我等は此樣に見苦しき
身形
(
みなり
)
故
(
ゆゑ
)
定めて
不審
(
いぶかし
)
き者と
思
(
おぼ
)
されんが必ず御心配なさるに及ばず某は
讃州
(
さんしう
)
丸龜
(
まるがめ
)
に住居なす後藤半四郎
秀國
(
ひでくに
)
とて
劔道
(
けんだう
)
指南
(
しなん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
下りて
屏風
(
びやうぶ
)
のうちへ
入置
(
いれおき
)
平左衞門は
入牢
(
じゆらう
)
申渡されしが主税之助儀は
交代
(
かうたい
)
寄合
(
よりあひ
)
生駒大内藏へ御預けと
定
(
さだ
)
まりたり此生駒家の
先祖
(
せんぞ
)
は
讃州
(
さんしう
)
丸龜
(
まるがめ
)
の
城主
(
じやうしゆ
)
にして高十八萬石を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
龜
部首:⿔
16画
“丸龜”で始まる語句
丸龜在
丸龜屋