“志摩守”の読み方と例文
読み方割合
しまのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
側用人丹下村右衞門は先代志摩守しまのかみ歿後ぼつごドサクサまぎれに三萬六千兩の黄金と、おびたゞしい財寶骨董をこの土藏に取込み、山崎家取潰しの時これを目録もくろくから除外させて、ほとぼりのさめた後
右は松前志摩守しまのかみ、左は小笠原おがさわら家の下屋敷、どちらを見ても、人影一つ灯影ほかげ一つ見えない寂しい屋敷ばかりで、突き当たりはまた魔の住み家のような、広大もない本所お倉の高い建物なのです。
去年お取潰しになった、讃州丸亀さんしゅうまるがめの山崎志摩守しまのかみ様のお下屋敷跡ですよ。